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名探偵の役割 [読書全般]

 朝から雨。特に帰路は吹き降りで、傘はさしていたけれどコートがけっこう濡れた。こういう日の出勤はきついなあ。
 この前「八つ墓村」を再読してから、金田一耕助ものをさらに再読したくなり、「犬神家の一族」、「悪魔が来りて笛を吹く」、「獄門島」と次々と読破。今は「悪魔の手毬唄」を読んでおります。
 あらためて、こみいった人間関係をストーリーで解きほぐしていくうまさに感心。そこに巧妙なトリックを織り交ぜているから、読み応えがあるなあ。よく、「金田一耕助はすべての被害者が死んでからでないと謎を解明できない」と揶揄されるけれど、これはストーリーがそうなっているからやむを得ないのですね。なにエラリー・クィーンかてエルキュール・ポワロかてたいてい次の殺人は防げてませんて。長編ミステリというのは、殺されるべき人物がすべて殺されなんだら物語が成立せんという性質があるように思うね。
 私は熱心なミステリファンやないから、断言することはでけんけれど、名探偵で犯人の犯行を阻止しているのは私の読んだ範囲ではシャーロック・ホームズくらいやないかしらん。
 名探偵として登場する人というのは、作者にかわって謎の解説をする役回りというといい過ぎかな。犯罪が完結し、犯人が逃げおおせる前に「犯人はあなたです」と特定できるから名探偵なんやないかと愚考する次第。
 だいたい、犯罪が起こる前に犯人が捕まったのではお話にならんでしょうが。

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