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阿部進の死 [追悼]

 最近、教育問題がテレビや新聞で取り上げられると、必ず「尾木ママ」こと尾木直樹さんがコメントを求められるなあ。でも、私が子どもの頃は「カバゴン」こと阿部進さんがそのポジションにいたよなあ。カバゴン先生、いつの間にかメディアから消えてしもうたよなあ。何したはるんかなあ。
 てなことを先日ふと何気なく考えておりました。
 で、その教育評論家阿部進さんの訃報 に接する。享年87。死因は胃癌。おそらく長らく闘病生活をしてはったんやろう。
 カバゴン先生というと、私には強烈な記憶がある。私の通っていた幼稚園をカバゴン先生が訪問して、なにやらお話をしてくれはったのです。どんな内容かは覚えてへん。そこまで私は記憶力がよくはない。
 私が生まれて初めて「テレビの向こう側」の人を間近に見た、これが初めての体験やったのです。その時どう思うたか。「このカバゴン先生の背中のどこにチャックがあるんやろう」。
 そう、私は「テレビの向こう側」の人が実在するということに戸惑いを覚えていたのやろうね。そやから、「カバゴン先生」の着ぐるみが目の前にあると、そない思うたんやないやろうか。
 幼稚園児やった私は、カバゴン先生の訪問で、「テレビの向こう側」の人は現実に存在するということを知ったのでありました。
 教育評論家としての阿部進さんについては、正直何も印象がない。それよりも「スペクトルマン」で宇宙猿人ゴリによって怪獣カバゴンに変身させられてしもうたり、虫プロのアニメラマ「クレオパトラ」で「カバゴニス」というキャラクターで登場して声もあててはったとか、タレントとしての記憶しかないなあ。今でいう文化人タレントのはしりみたいなもんやったのか。それにしては今の文化人タレントよりも幅広い活躍をしてはったんやな。いくらテレビ向けのあだ名が「カバゴン」でも、特撮番組でほんまに怪獣カバゴンに変身させられる役を演じるなんて、今のテレビではそこまでする人はいてへんと思うぞ。
 訃報の記事によると「現代っ子」の名付け親やったとか。当時幼稚園児やった私はまさに「現代っ子」やったわけですね。その幼稚園児も50代半ばのおっさんとなり、名付け親の訃報もほんの小さなものでしかない。なんとなく寂しいね。
 謹んで哀悼の意を表します。

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