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仁賀克雄の死 [追悼]

 朝、お山の学校の最寄りバス停に降り立ったら、粉雪がちらついていた。風も山から吹きおろしていて、一段と寒い。昼ごろ校舎から外に出たら、やはり粉雪ちらちら。この日記では再々書いておりますが、視覚的に「寒さ」を強化するのですね、雪というやつ。神経なるものが「寒っ」と感じてしまうのです。冬期休業中につき、生徒たちはほとんど来てへんし、教員の多くは年休の消化どきとばかりに出勤してへんし。校内は閑散としている。
 私は午後から日直当番にあたっていたんで出勤。午前中は諸般の事情で休むわけにはいかなくなったし、午後は日直のほか、奨学金関係でどうしても年内にすまさねばならん仕事があり、休みどころではございませんでした。
 仕事部屋の掃除やゴミ捨て、カレンダーの架け替えなど新年に向けての準備も整い、退勤時間ぎりぎりに生徒が書類をそろえて来てくれたので、奨学金関係の仕事も一段落。明日は休暇を取っているので、本日が御用納めと相成りました。ああ疲れた。
 夜、新聞のサイトを巡回していたら、翻訳家、仁賀克雄さんの訃報に接する。享年80。死因は肝臓癌。
 C・L・ムーアのノースウェスト・スミス・シリーズ「シャンブロウ」などの翻訳、ソノラマ文庫のディック短編集の編集などをしはった方で、野田昌宏さんが「SF英雄群像」で「『シャンブロウ』は俺が訳したかったのに仁賀克雄にとられた」と悔しがったはったのを思い出す。でも、ノースウェスト・スミスはあの野田節で訳されていたらかなり雰囲気が違ったと思うので、仁賀さんの少し硬めの文体でよかったんやないかなあ。
 これを機にC・L・ムーアが復刊されたらええのに(むろん松本零士さんの挿画もそのままで)。
 謹んで哀悼の意を表します。

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