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鉄道高校生の読む小説は [読書全般]

 3年生の成績業務が本日で終了。やれやれ。でもまだ1年生と2年生の授業日は続いているから、気を抜くわけにはいかんのですけれどね。それでも一段落ついて、午後からどっと疲れが出た。
 毎朝乗る電車では一番前の車両に乗っている。乗り換えの便利さと、確実に座れるからというのがその理由です。
 で、今年度はその車両の運転手の後ろの席に必ず座っている男子高校生をよう見る。鉄道のパンフレットを手にしていたり、進行方向をじっと見つめて電車の走る様子に集中していたり。十中八九、鉄道ファンでしょう。
 今朝は珍しく鉄道のパンフレットを手にしてなんだ。なんか疲れた表情で、靴を脱いで座り、ときどき車窓の風景を眺めている。彼の足下に置かれている鞄の上に無造作に新書ノベルズが置かれていた。
 小説を読むとは珍しい。私の席からはタイトルなどはようわからん。いつも鉄道パンフとにらめっこの彼はいったいどういう小説を読むのか、妙に気になってきた。
 彼が車窓に視線をやっているすきに、身を乗り出して本のタイトルを読もうとしてみた。悪いことをしているわけやないけれど、こちらに視線がある時に身を乗り出したりするとなんとなくばつが悪いものね。
 鞄のしわに隠れて背表紙が見にくい。裏表紙を上に向けているので、著者近影は見えても、その作家の顔までは判別でけん。さらに首をのばして目をこらす。
「十津……?」
 おおお、もしかしたら西村京太郎さんの十津川警部シリーズか! なるほど、鉄道ファンの彼が読むのは時刻表ミステリなんや。ここまで徹底しているとは。
 鉄道ファンやからというて必ず西村京太郎の小説を読むとは限らんやろう。しかし彼は読む小説も鉄道にこだわるんやね。いやあ、そこまで考えが及びませんでしたよ。そうかあ。
 なるほどと思う反面、他のジャンルの小説も読んでほしいなあとかよけいなことを考えていたのでありました。

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