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虚空の旅人 [読書全般]

 来週の木曜から3年生が学年末試験なので、授業はラスト1週間を切った。私の場合、3分の2は3年生の授業なんで、あと数日で一気に1週間の持ちゴマが終わる。昨日と今日で3クラスの総合学習が終了。2年間毎週1度は顔を合わせていた生徒のうち、半数近くと「お別れ」になったわけですね。
 というわけで、明日はお休みということもあって、今日の持ち授業が終わったところでなんだか肩の荷が下りてほっとしてしまい、午後は学年末試験の問題づくりをしてしもうた事もあり、退出時にはもうぐったり。
 それでも帰りの車中で、上橋菜穂子「虚空の旅人」(新潮文庫)を読了。今さらここに私の感想を書くまでもない人気シリーズなんでありますが、著者のあとがきを読むと、本書を書いたことがきっかけで「守り人」は長編大河シリーズになったんやそうです。ちょっと驚いた。ここまでの3巻で、もうすでに大河シリーズになるであろうというような展開の仕方をしていたもので。上橋さんとしては連作シリーズくらいのつもりで書いてはったようですけれど、世界観ががっちりとできあがり、登場人物の造形もしっかりしていたので、単なる連作やなく骨太の長編シリーズになる要素は最初からあったということなんやないか。というよりも、上橋さんの胎内にはもうこの国々や人々の世界が形成され、知らぬ間に動きだしていたということなんやと思う。
 まだまだ先は長い。次巻から本格的に大河長編になっていくので、ドラマのシーンと重ね合わせるようにしながらぼちぼちと読み続けていきます。
 さ、次は池波正太郎です。去年からまだ続いているなあ。こういうのを「マイブーム」というのかしらん。

 1月21日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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雲霧仁左衛門 [読書全般]

 大相撲小言場所「平成三十年初場所展望~土俵外の雑音をかき消す場所に~」 を更新しました。

 今日は月例の京都の医者行き。寒いのに、阪急の快速特急「京とれいん」には海外からの観光客とおぼしき人々が多数乗っておりました。はて、紅葉の季節でもなし花見の季節でもなし。国内の観光客は見ごろを待ってやってくるけれど、海外の人たちには関係ないのかな。休暇のとれる時期が今やということ、なのかも。
 車中で池波正太郎「雲霧仁左衛門」(新潮文庫)を読了。かなり分厚くしかも上下2冊というのに、一気に読んでしもうた。おそらく作者の一番油の乗っている時期に書かれたものやないかと思う。盗賊改メと盗賊一味の息詰まる攻防に加え、他の盗賊一味とのかかわりや、狙われた店の内のもめごとなどを少しだけからませている。ただ、読ませどころはやはり雲霧一味と盗賊改メの戦いやね。派手な捕物ではなく、尻尾をつかまれまいとする雲霧一味と、盗みを防ごうと探索する役人たちの駆け引きが、
「手に汗を握らせる」
 のである。
 鬼平のシリーズとしての面白さとはまた違う、単発ならではの、いわば一発勝負の面白さというものがある。高校時代に仲代達矢と先々代松本幸四郎の主演で映画化されているものを京都一乗寺の「京一会館」で見たことがあるけれど、なんかその時の印象とだいぶ違う。解説では映画版をぼろくそにけなしているけれどね。もういちど映画版を確認したくなった。35年以上前に見たきりなんで、記憶もおぼろげであることやしね。
 中井貴一のドラマ版で見た妻は面白いというていた。そちらも時間があれば見てみたいところではあるけれど。
 帰宅して午睡。寒い日の外出はやっぱり疲れるね。

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「鬼平犯科帳」読破 [読書全般]

 朝食後、「わろてんか」をまとめて見たりしてから、早目の午睡。昼食前やから午睡とはいわんか。とにかく眠いだるい。御用納めをすませて、疲れがどっと出たものか。昼過ぎに起きてかんたんに昼食を取り、買物に出かける。
 近くのショッピングモールに入っている靴屋で新しいのを2足。とにかく前のは履きつぶすまで使い、今履いているのも靴底がつるつる。新年に向けて新調しないと足下から怪我をしそうなもんでねえ。
 ユニクロでダウンパーカーとチノパンを買う。あ、「ちのぱん」と入力して変換したら「血のパン」と変換しよった。ユニクロで買う「血のパン」て、どんなパン。私は股下が短いのですそ直しをしてもらう。仕上がりまで時間があるので、一度帰宅。靴やらパーカーやらを袋から出したりしてから、少し休憩。仕上がり時間になったんで、再度ユニクロへ。チノパンを受け取り、書店によって文庫本を何冊か買い、帰宅。
 年賀状の宛名書きをしたかったけれど、明日にまわす。元日には無理かなあ。
 夕刻、「鬼平犯科帳」第24巻を読了。これで一応全巻読破した。著者逝去のため、最終巻の長編「誘拐」は未完。続きが読みたいところではあるけれど、書き継げるのに適当な作家はいてへんわなあ。池波正太郎の文章というのは独特の「間」があるからね。人情味ばかりやなく非情なところもあるのが「鬼平」が読み継がれている理由なのであろうと思う。著者の独創である「盗賊三カ条」や「急ぎばたらき」、「嘗め役」など、ようできていてほんまにそんな言葉があったかと思わせる。「鬼平」シリーズにはカウントされてへん、若き日の鬼平が登場する長編「乳房」や、盗賊が主人公になっている「雲霧仁左衛門」なども買いそろえているので、まだしばらく池波節を楽しむことにしよう。

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大河小説の楽しみ方 [読書全般]

 昨夜は夜中に何度も目が覚め、熟睡できず。そのせいか1日中なんとなく不調。それでも来年に向けて雑務をぼちぼちとこなす。天候は不安定。なんやしらん降ったり止んだり。
 仕事中に妻から携帯にメールが来た。何事ならんと見ると、美しい虹の写真を添付してくれていた。大阪市内では虹が見えたんやなあ。私の仕事部屋からは曇天しか見えなんだ。妻の心遣いに感謝。
 通勤の車中で「アルスラーン戦記 15 戦旗不倒」を読了。続けて16巻にとりかかる。実はうっかりamazonのカスタマーレビューを先に読んでしもうたんですね。えらい評判が悪いから、そんなにしょうもない展開になってるんかいなと警戒してたけれど、特段変わりなし。amazonで星をひとつしかつけてへん人たちは主要登場人物が意味なく殺されていくというて怒っているけれど、人の死なんて理不尽なもので、「意味のある死」なんてものが果たして存在するのかと、私なんか思うわけですね。それよりもアルスラーンが王位に着くまで上手いこといきすぎてたんと違うんと思うていたから、完結間際になってばたばたと死んでいくのは遅きに失したくらいやないかなあ。
 大河ドラマというのはそういうもので、一応架空の世界とはいえ戦史を描いているわけやから、なんでここでこの人がこんな死に方をせんならんねんというのは、ようあることですやん。戦国時代でいうと、今川義元、武田信玄、織田信長なんてここで死んだらあかんやんというところで亡くなっているしね。幕末やと島津斉彬、佐久間象山、高杉晋作、坂本龍馬あたりか。
 ええもんはみんな生き伸びて、敵はみんなやられるてな話のどこが面白いのかなあ。低い評価をした人たちは登場人物に思い入れが強すぎたのかもね。アルスラーンを支えてきた人たちが次々と非業の死を遂げ、彼自身の実力がいよいよ試されるというこの展開、最初から作者は考えていたに違いないと思うんやけれど如何。
 たぶん、大河小説というものの楽しみ方が違うんやろうね。三国志の関羽や張飛なんかもっと理不尽な死に方をしているけれど、それに文句を言う人はいてへんと思いますけれどねえ。

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オペラ座の怪人 [読書全般]

 往路の車中でガストン・ルルー「オペラ座の怪人」(角川文庫)を読了。実は映画も舞台も見たことがないのでどんな話か知らずに読んだのでした。いささかアンフェアではあるもののちゃんとしたミステリやったんですね。
 読了後、「鬼平犯科帳」に着手。こちらは第23巻。全巻読了まであと2冊。続けて読まずにちょびちょびと読んでいるんやけれど、それでもここまで来たか。これがまた読みやすいので、帰路の車中で残り3分の2くらいまで読み進めてしまう。
 仕事は、明日が全校集会という名の終業式。私の持ち授業は、冬休み前の分は本日で終了。午後は会議で、それが終わると気がゆるんだかむやみに眠い。なんとかもちこたえたけれど、帰宅したらぐったり。心身ともに不調なんで、授業ひとつとってもかなり無理をしてテンションをあげているから、終わったあとのリバウンドがきつかったりするのです。
 とにかく明日一日もうひと踏ん張りですね。
 というわけで、こんな散漫な日記になってしまいました。勘忍して下さいね。

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週刊猫日 [読書全般]

 今週の「週刊朝日」の表紙は岩合光昭さん撮るところの猫の写真。先週号はマーク・ハミルとR2-D2にC3-POとスターウォーズで攻めていた。たいていは女優、俳優のポートレイトやねんけれど、時々企画もので話題のアニメが表紙になったりすることがあるけれど、2週続けては珍しい。
 しかも、誌面も猫づくし。連載エッセイのメンバーは一部をのぞいて猫ネタ。猫ネタになっているページにはうっすらと猫の足跡があしらわれている。むろん毎号連載している岩合さんの猫写真もちゃんと掲載されている。
 これだけやない。中とじ付録で岩合さんの撮影した猫カレンダーまでついている。
 どないしたんや「週刊朝日」。まあ、遊び心があるのは悪いことやないけどね。それにしてもこれでは犬派の人の立つ瀬がないやないか。もしかしたら、これは伏線で、新年第一号では戌年にちなんで大々的に犬特集をやるのかも。
 記事の内容はもうひとつインパクトがないのを自覚して、企画で読者を増やそうという魂胆か、それとも編集長が大の猫好きで一度やってみたかったのか。「週刊朝日」らしい遊びといえるかもしれんね。
 たぶん「週刊現代」「週刊ポスト」「週刊新潮」「週刊文春」あたりではちょっとやりそうにない企画ではあるなあ。もし「アサヒ芸能」「週刊実話」「週刊大衆」なんてところがこんな企画をしたりしたら、それはそれですごいことです。
 どうせなら「週刊朝日」の見出しの「朝」の部分に張り紙みたいに「猫」とかぶせるくらいしてもよかったんやないかなあ。そこまでやらんところが「週刊朝日」らしいところであるけれどね。

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売り切れ文庫 [読書全般]

 今日は「たちよみの会」例会のため京都四条の「フランソア喫茶室」へ。
 行楽シーズンということで、京都に向かう特急を待つ列が長い。行きはすぐに快速特急「京とれいん」がくるというアナウンスがあったので、1本待ってそちらに乗る。停車駅が少ないため、比較的すいているやろうという読みが当たり、なんとか座れた。
 旅行用のキャリーバッグを持った観光客が目立つ。話している言葉からたいていが中国人。京都についても中国語が飛び交っている。
 例会には久しぶりにMさんが来てくれて、相撲の話など。
 丸善には一人で行く。新聞広告で田中啓文さんの新刊「宇宙探偵ノーグレイ」(河出文庫)が出ていることを知っていたんで、探す。文庫新刊のコーナーにはなし。河出文庫のコーナーにもなし。つまり、入荷分はすべて売れたということか。もとから入荷分が少なかったのか、実は大人気であっという間に売り切れたのか。仕方がないので四条河原町の「ブックファースト」に寄って探す。
 1冊だけ残っていたので、すぐにレジにもっていく。こちらでもよう売れているみたいですぞ。というわけで、これを読んですぐにでも欲しくなったという人は、京都の丸善とブックファーストには今のところありませんので気をつけてください。
 帰宅して録画した相撲を見る。
 風の冷たい一日やった。外出時にはダウンジャケットで防寒。帰宅してからはフリースで防寒。まあ自宅には暖房は入れているけどね。秋はあっという間に行き、もう冬の様相。京都の観光客の方たちもさぞかし冷えたに違いないね。

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挫折の「若草物語」 [読書全般]

 昨日の深夜、ブログを更新しようとしたら、サイトにアクセスできない。それどころか自分のブログにもアクセスできない。ブログのサーバがダウンした模様。せっかくちゃんと書いたのに、更新でけんのはまことに辛い。
 そやけどこればかりはどうしようもないんで、更新せずに寝た。台風の影響で外の風の音はものすごい。そやのにすっと眠れたのは、気圧が下がっていたせいか。
 今日は文化祭土曜出勤の代休。朝おきて、すぐにブログ更新を試みるけれど、サーバメンテナンス中という表示が出て更新できず。テレビを見たり午睡したりなどし、更新できたんは昼を過ぎてから。半日遅れなんで、なんか間が抜けたみたいになってしもうた。
 雨は明け方にはやみ、風も昼過ぎには落ち着いた。
 テレビでは野党の自滅に与党が助けられたという解説をしている。社説の読み比べをしたら、やはりどことも同じことが書いてある。確かにそうなんやなあ。
 大阪では維新の会が議席を大幅に減らした。ゼロサム先生の下野とともに風がやんだか。選挙違反ポスター候補も落選。私の入れた票は死票になったけれど、鉄面皮候補が当選せんでよかったよかった。
 夕刻からは読書。オルコット「若草物語」(光文社古典新訳文庫)を読み始める。実は、子どものころに岩波少年文庫版を母が買うてくれて(タイトルは「四人の姉妹」)読み始めたものの途中で挫折。小学館の「少年少女世界の名作」というシリーズにもおさめられていたけれど、こちらも半分くらいで挫折。名探偵ホームズや里見八犬伝に夢中になっていた男の子にはいささか退屈やったんですね。
 というわけで、おっさんになって完訳本に再チャレンジ。子どもの頃に挫折したあたりまで読み進んだ。確かにこれはミステリやSF、伝奇ものの好きな男の子には厳しかったろうと思うのですね。劇的な展開といえるものがない。おっさんになって読んでも、辛いところが多々ある。でも、さすがに書評で鍛えられただけあって、多少退屈でも挫折はしませんな。どこをどう読めば面白いのか、探り当てる力はあるのです。明日からの通勤途上で少しずつ読み進めていけば、今度こそ読了できるに違いないね。

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大津事件と文庫2冊 [読書全般]

 今日は完全休養日。朝はゆっくり起き、昼食後はたっぷり午睡。タイガースの試合が終わったあとでもそもそ起きてくる。なに、BS放送の中継は試合終了までやるから、安心して眠れたのです。
 試合はタイガースが先勝。今日も雨天の予報ながら昨日以上に降らず。明日は曇りのち雨という予報やけれど、試合はできそうな感じ。いやいやよかった。
 夕食後、録画してあったあにめ「クラシカロイド」を見たり、読書をしたり。
 吉村昭「ニコライ遭難」(新潮文庫)を読了。実は少し前に松岡圭祐「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」(講談社文庫)を読んで、モリアーティ教授を滝壺に落としたあと、ヨーロッパを離れて日本にやってきたホームズが「大津事件」を解決するという筋立てが非常に面白かったんやけれど、「大津事件」については教科書の記述以上のことを知らんので、細かい部分でどこまでが事実でどこまでが虚構かわからなんだのです。そこで遅まきながら史実をきちっと描写する吉村昭ならば細かいところまでわかるやろうと、「ニコライ遭難」を読むことにした次第。日露戦争前の日本の状況などが非常によくわかった。
 が、読了してから「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」の細部を覚えてへんことに気がついた。仕方ないな、もう一度読み返すか。
 パスティーシュを読む時は、原典を理解してへんと心の底から楽しめん、ということでありますね。

 明日10月15日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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山中峯太郎のホームズ全集 [読書全般]

 明日から前期末考査。私は時間割の関係で授業がなかったので奨学金業務や会議資料の作成など事務作業を粛々と進める。
 定時で退出し、駅までバスに乗ったまでは順調やったけれど、なんと阪急京都線で人身事故があり、そのあおりを食らい電車の運行が停止になってしもうていた。バスに乗り換えて北大阪急行で梅田に出るという手もなくはなかったけれど、交通費をよけいに出すのもしゃくにさわり、改札前で読書をしながら運行再開を待つ。おかげで読みかけの本を読み切ることができた。
 山中峯太郎翻案の「名探偵ホームズ全集」が復刊され、もともと子ども向き全20巻のシリーズを3巻におさめるという荒技で、それでも小学生の頃に楽しく読んだ峯太郎版ホームズをすべて読めるという誘惑を断ちがたく、辞書のように分厚くでかいハードカバーを毎日カバンに入れて一気に読み切ってしもうたのです。
 いやーおもしろかった。懐かしかったのもあるけれど、詳細な注釈に寄り、山中峯太郎がいかに「正典」の矛盾を修正していたかもよくわかったし、一気に読むことで、全集として各作品やシリーズ全体の整合性をとっていたこともよくわかった。なにより文章のリズムが良い。ホームズもワトソンもえらく伝法な口調でしゃべっていたんやなあ。峯太郎版のホームズは大食いで快活。ワトソンは9杯くらいたて続けにコーヒーを飲むカフェイン中毒者。それがまた楽しい。子どもにもよくわかるようにホームズとワトソンが「探偵問答」をしたりして謎を解き明かす構成はようできている。
 というわけで、待たされる苦痛はそれほどでもなかったんやけれど、通常よりも30分以上遅れて運行再開した電車に乗り、予定よりも遅めに帰宅。それから相撲と野球の中継を録画と追っかけ再生で見たりしてたら、平常よりもかなり遅くにパソコンに向かうことになってしもうた。
 明日は前期の成績つけなどに励むとしよう。おお、バカでかい本を毎日持ち歩くことはもうなくなるのか。それはそれで荷が軽くてすんでよいのだけれど。

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