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疲れた時の「キルミーベイベー」 [テレビアニメ]

 なんとかエンジンがかかり、残業して一気にテスト採点をすませる。私はこの手の作業は毎日こつこつということがでけんのです。一気に片付けんと気がすまん。しかも他の用が入るり中断されると、次に再開するのにまた時間がかかる。困ったもんですが、これはいわば私の仕事のスタイルなんで、そう簡単に変えられん。
 というわけで、帰宅した時点でへとへと。なに、あと数日でこれらの作業も終わる。あと少し、あと少し。呪文のように唱えながら仕事をする毎日なのです。
 昨日の深夜に録画した「キルミーベイベー」 というアニメを見る。毎週楽しみにしているのです。高校生(たぶん)の女の子3人組のおとぼけギャグアニメなんやけれど、一人は天然ボケの普通の子で、一人は殺し屋で、一人は忍者。殺し屋であることを公表しててええんか。学習能力のない天然ボケの子が殺し屋の子にちょっかいを出してはとっちめられるというパターンが中心なんやけど、この繰り返しギャグが楽しい。
 疲れている時には笑いが何よりの薬。おかげで重苦しい「未来日記」や「another」なんてアニメは何週分かたまっていてなかなか見られんぞ。見たらよけいに疲れるもんな。

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プリキュアの「赦し」 [テレビアニメ]

 本日、3年生の授業がすべて終了。あとは学年末試験を残すのみ。明日から1週間、ベストを尽くしてほしい。
 さて、昨日書けなかった「スイートプリキュア」の最終回について書く。
 プリキュアたちの敵はノイズという名の怪物。こいつは「不幸のメロディ」を歌うことによってすべての世界から「音」を消し去ろうとする。プリキュアがノイズを倒そうとした時、ノイズは「自分は人々の持つ悲しみから生まれた。自分を倒しても新たなノイズがまた生まれる」と言う。で、プリキュアたちはノイズをただ倒すんやなくノイズを受け入れて喜びに昇華させようとする。ノイズは笑いながら消えていく。そして音を取り戻した町に再びノイズの幼体が現れる。プリキュアたちは新たな災厄を生み出す可能性のあるノイズの幼体を仲間として受け入れる。
 いやあ、これはまたようできたラストであるよ。単純に善悪の色分けをするんやなく、悪をも受け入れた上で共生しようとするという、「愛」の物語なんやね。
 ただ、小さなお子様をお持ちの同僚と話をしていたら、子どもにはちょっと難しすぎたみたい。敵であるノイズが笑って消えていくところが理解でけんかったらしい。
 それはそうでしょうよ。ラスト直前まで絶対悪としてプリキュアと戦い続けてきた敵を「赦す」ということはかなり高度な理性の働きを必要とするやろうからね。
 でも、スタッフの心意気は買いたい。現時点で引っかかった気持ちを持ち続けてくれたら、いつか「ああそうやったんか」と気がつく時がくるやろうという期待が伝わったからね。
 女の子向けのアニメは、男の子向けの単純なバトルものとは違ったものにならざるを得ないと私は思う。私も含む男の子は(おっさんとなった今でも)単純なアホなんですわ。
 こういう高い「志」を感じさせる作品を作り続けられるというところに、東映アニメーションが長年培ってきた「魔法少女もの」の伝統の重さを感じた次第であります。

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泣ける「夏目友人帳」 [テレビアニメ]

 今日、一昨日の夜に録画したアニメ「夏目友人帳」を見ていたら、最後の方で涙ぐんでしもうた。
 妖怪が人間の女性と接するうちに彼女に恋にも似た感情を抱くけれど、最後には別れてしまう。長い年月を経て彼女が遺した手紙を手にするけれど、手紙は崩れてしまいそうなほど風化してしもうている。紙の傷みを修復できる妖怪に依頼してその手紙を読もうとする。手紙を書いた女性はとっくの昔に亡くなっている。それでも妖怪は女性の残した言葉を知りたい……。という話。
 ベタというたらベタな話。陳腐になる手前で踏みとどめているのはスタッフの力か。
 ただねえ、そういうベタな話でも、涙がこぼれてしまうのですよ。というか、ベタな話やから泣けるというのか。
 若さ、実らぬ恋、帰らぬ年月……。それが50歳近くなったおっさんの琴線に触れてしもうたということなんやろうなあ。体が弱ってるから気持ちも少々弱っていて涙もろくなっているということもあるかも。
 とはいえ、テレビを見たり本を読んだりして感情がゆすぶられるということは、まだ感性が鈍っているというようなことにはなってへんと考えていいのかな。それやったらええんやけどね。

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プリキュアオールスターズ [テレビアニメ]

 愛すれどTigers「2011年度を振り返って」を更新しました。

 明日、休暇をとったので、今日が私の御用納め。最低これだけは年内にしておかねばと思うていた仕事はなんとか終わらせた。
 帰宅したらほっとしてしばらくへたっていた。こんな調子やと卒業式が終わったらほんまにぶっ倒れてしまうんやないか。なんとか余力を残したいものです。
 へたりながら、今日の午前中に録画しておいた「プリキュアオールスターズ」という劇場用アニメを見た。
 あー、「二人はプリキュア」から「ハートキャッチプリキュア」までに出演した大量のプリキュアが集まって巨悪と戦うというだけのストーリーで、テレビ本編のもつテーマ性みたいなものは全然盛り込まれてへん。映画の黄金時代、オールスターキャストの正月映画なんてこんな感じやったんやろうかねえ。
 作品ごとに作画のタッチの違う5組のプリキュアをいっしょにしても違和感なくまとめた作画監督の力量には感心したのではありますけどね。
 ええ年して何を見ているやら。

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「機動戦士ガンダムAGE」始まる [テレビアニメ]

 今日はやっぱり京フェスの疲れが出たか、朝起きるのも遅かったし、昼食後も午睡して、野球中継は録画しながら追っかけ再生で見ることに。なんでこんなに弱ったかな。年ですかなあ。まあもともとエネルギッシュな人間ではないですからね。
 夕刻には新番組「機動戦士ガンダムAGE」を見る。
 キャラクターのデザインがかわいらしすぎてまるで「ダンボール戦機」みたい。ほんまの子どもたちをターゲットにしてるんかな。でも、ファーストガンダムと同じように主人公が部屋で機械いじりをしてたら仲良しの女の子が学校に誘いにくるというのは、これは大きなお友だち向けのサービスかしらん。それともガンダムはそうあるべしという縛りでもかけたか。
 内容はまあ第一話やから世界観の説明やとか登場人物の紹介やら。おそらく長丁場なんやろうからじっくり描くことにしてるんやろう。もっと密度が濃くてもええように思うたけどね。まあそこらあたりは第二話以降を楽しみに、ということで。
 今季のアニメでは「ベン・トー」というのがおもろかった。SFと違うけどね。まだ第一話が始まってへんのもあるし、全部出そろうのが楽しみです。

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もう一度見たいタツノコアニメ [テレビアニメ]

 ここのところ、毎晩、関西テレビでは昔のタツノコプロが制作したテレビアニメの第一話を放送している。「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「昆虫物語 みなしごハッチ」「タイムボカンシリーズ 逆転イッパツマン」「ハクション大魔王」てなぐあい。このあとも「タイムボカンシリーズ オタスケマン」「一発貫太くん」「ゴールドライタン」などがひかえている。
 関西の方ならご存知かと思いますが、関西テレビではこれらの作品を視聴者に一通り見てもろうてからネットによる投票で1作を選んでもらい、1位になったものを第二話からすべて放送するんやそうです。
 大阪の放送局では昨年読売テレビが「たちゅまる劇場」と称して「ガッチャマン」「ゴールドライタン」「新造人間キャシャーン」をそれぞれいくつかセレクトして放送していた。サンテレビでは現在早朝に「かしの木モック」を放送している。「タイムボカン」は京都テレビが以前早朝に放送していた上に、つい先日まで関西テレビが深夜に放送していた。
 これ、放送権料が安いというだけやないと思う。近畿の放送局には昔のタツノコアニメのファンが各局に散らばっていてるんと違うか。よその地方ではタツノコアニメの再放送をどれほどやってるか知らんけれど。
 というわけで、例によって録画し、「イッパツマン」と「ハッチ」を見る。「ガッチャマン」と「ゴールドライタン」は「たちゅまる劇場」で見た。「ガッチャマン」はもう一度見ようかな。
 で、特に驚いたのは「みなしごハッチ」! こんなにクオリティが高いとは思わなんだ。リアルタイムで幼少時に見て以来、約40年ぶりに見たということになるけれど、当時も毎週楽しみにして見ていた、その理由がわかったよ。動きはディズニーそこのけ。アクションシーンの迫力はさすがタツノコプロとうならされるし、話の流れにも無理がなく、自然にハッチに感情移入できる。驚いたのはハッチのお母さんの声を「妖怪人間ベム」のベラ役をしていた森ひろこさんが演じていたこと。あまりにも声のイメージがかけ離れているもんなあ。
 というわけで、SFアニメのファンとしては「ガッチャマン」に、ギャグアニメのファンとしては「ヤッターマン」に一票を投じるべしなんやろうけれど、むちゃむちゃ「ハッチ」を見たくなってきたぞ。
 今の若い人にはどううつるのか、いったいどういう年齢層の人が投票するのか。そこらあたりにも興味がわくなあ。
 いや、面白い企画です。

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なぜ放送休止? [テレビアニメ]

 昨日の深夜に録画したアニメ「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」を見る。
 なんじゃなんじゃ、知らん女性キャラクターが2人も出ていてストーリーが急展開しているやないか。1話分まるまる飛んでる! 先週は震災の関係からか放送がなかったけどね、まさかその分をすっとばしてそのまま次の回をやるとは。
 私が出勤している間に妻がネットで調べてくれた。夫婦そろって何をしておるのか。まあ、そういう夫婦です。それはともかく、なんでも権利元の要請で放送が休止になったとか。また、12日にtvkだけはその回を放送していたとか。
 なにかまずい描写とかあったのかなあ。特に震災の被災者に配慮しなければならないような。そこらあたり、番組ホームページを見ても説明がないのですね。もっともネット配信では期間限定で見られるみたいなんで、そっちで見るしかないか。
 それにしても、なんで放送延期やなく中止にしたのか、これはネットで確認せんと気がすみません。そこまでして見なければならないほどの傑作かといわれると……私は好きなんですけどね。

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テレビまんが 昭和物語 [テレビアニメ]

 大相撲小言場所「平成二十三年初場所展望~出そろうか次期大関候補~」 を更新しました。

 本日より職場も本格的に始動。私はまだギアはローに入っている感じではありますが。3日後には授業も始まるので、その日はセコンドくらいにあげていって来週末くらいにトップにもっていく、くらいのペースでいきたいけど相手がいる仕事ですから、こればかりは予測が立たん。いきなりトップギアで走るとエンストしてしまいそうやし、生徒もまだまだエンジンは暖まっていかへんやろうから、徐々にならしていくしかないよね。
 帰宅後、夕方にKBS京都テレビで放送されていた「テレビまんが 昭和物語」というアニメを見る。劇場版「テレビまんが 昭和物語」もあるらしい。
 「テレビまんが」と銘打ちながら、作画は昨今のアニメの作画であります。要はレトロ感を出したいということなのでしょう。内容は、昭和39年ごろの東京下町の町工場の小せがれが、貿易商の息子に触発されて「船橋ヘルスセンター」に行きたがるけれど、毎晩徹夜で働く頑固親父がそれを許さず、親子喧嘩をして家を飛び出し、友だちといっしょに開港間近の羽田空港まで歩いて行き帰りに迷子になり……というもの。
 つまり、「三丁目の夕日」以来の「昭和懐古」路線のアニメ版というところか。主人公たちの年齢を考えると現在定年になる年齢の世代をターゲットにしているのかな。時代考証なんかはかなりちゃんとしようとしているのを感じるんやけれど、「ああ、あれもあったこれもあった」とカタログ的に小道具を繰り出しているという印象が強い。なによりも「昔はよかったなあ」というイメージが先行していてストーリー的に見るべきものがないのがきつかった。
 作ってる人たちにはきっと実感できない時代を描いているんやろうと思う。ただ、私はその時代の空気がなんとなくわかる世代に属しているから、手放しで「高度経済成長期礼賛」モードになられへんのですね。地道ってもっと埃っぽくて汚かったし、どぶ川にはザリガニもいたりはしたけど臭かった。そういう「臭い」が画面から伝わってこないのが、作りものめいていて(作りものなんですよ、わかってますよ)素直に感情移入でけんのです。ていねいにこしらえてるからよけいに違和感を生じてしまうのでありますよ。
 果たしてほんまのターゲットはどこにあるんでしょうかねえ。

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アニメ「宝島」の魅力 [テレビアニメ]

 本日、アニメ「宝島」の最終回がサンテレビで放送された。
 いやあ、全26話、毎日楽しみでしたなあ。
 演出がよい。見せたいのはここやというところをシンプルにぐいぐいと押してくる。
 思うに、現在のテレビアニメは「アニメファン」向けを意識しすぎててこういうシンプルさがなくなっているんやろう。むろん、今のテレビアニメはそれはそれで質も高く面白いとは思うけど(でなければ50前のおっさんが大量に見たりはしません)、面白さの質というものが違うのであります。
 かつてのアニメは半年から1年という放送期間が常識的でありました。DVDを販売することを前提にはしてなんだし、とにかく今見ている子どもたちの心をいかにしてつかむか、そこが勝負やったわけです。「宝島」の本放送の時、私はまだ高校生やったわけで、もちろんホームビデオなんてものはなかったから、その時間を集中して見ていた。気になる場面を巻きもどして見たり、なんてことはまず不可能。そういう条件であるということが前提になってたからこそ、ダイナミックな演出や作画を心がけなんだらあかんかったんやろうね。
 そやからというて細部に手を抜いているわけではない。ただ、それをすべて見せるんやなくて、見えない部分をちゃんと考えた上であえて見せてないだけ、というところやろうね。そやから内容に深みが出る。
 この「宝島」の魅力はシルバー船長のキャラクター造形なんやけれど、ジム少年が「こいつは敵だ」と思うていても魅かれずにはいられないという人間的な奥深さ……かつて子どもが「大人とはこういうもの」と思うていた、かっこよくて、優しくて、残忍で……を余すところなく描いていたからなんやろうなあ。
 当然原作が優れているというのは、ある。そやけど、原作にとらわれない大胆な改変がまた物語にふくらみをもたせている。
 いやあ、ほんまに毎日楽しかったです。傑作は何十年たっても傑作。「赤毛のアン」の時も思うたけれど、今回もそれを強く印象付けてくれたのでありました。
 大人の登場しない話は総じて浅くてつまらんという持論が私にはあるんですが、「宝島」ははっきりとそれを証明してくれていた。こういう作品は、もう作られへんのかねえ。

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待ってました「宝島」再放送 [テレビアニメ]

 サンテレビが朝の7時から30年ほど前のアニメ「宝島」を再放送しはじめた。
 いやあ、懐かしいなあ。私は出崎統監督の演出作品としてはこの「宝島」と「ガンバの冒険」が一二を争う傑作と今でも思うている。あのころ高校生やった私は夢中になってみたもんです。
 ただ、30年たっておっさんになった私がどう思うか、はまた別。
 月曜から3日分、毎日見てますけどね、あの時に抱いた感想は現在の目で見ても変わらん。杉野昭夫作画監督の硬質な線とダイナミックな動き、少ない作画枚数で効果的に見せる出崎演出がものの見事にはまっている。
 出崎監督は「宝島」の前に「家なき子」をアニメ化していて、これはKBS京都が毎週月曜日の午前7時30分に再放送しているのでこれも最初から見直してるんやけれど、題材としては高畑勲、宮崎駿の「世界名作劇場」路線を意識しすぎていて出崎監督、杉野作画監督のよさが生きてこない。出崎監督は男の子向け路線の合う人で、高畑監督や宮崎監督は女の子路線にマッチしたひとなんやなあと改めて感じた。
 「宝島」はこれから海賊シルバーが出てきてさらに魅力的になっていくところ。はやくあの若山弦蔵さんの渋い美声を聞きたいとわくわくしております。
 傑作は何十年たっても傑作であると確信した次第であります。
 あ、町田義人さんの歌う主題歌(羽田健太郎さんの作曲であります)も素晴らしい。名曲やなあ。

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