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教科書取扱書店の条件 [トリビア]

 今日は今年2回目の図書室用書籍購入。例によって徳庵の大阪屋まで行って生徒に読ませたい本をざくざくと籠に放りこむ。
 取次店には地元の教科書取扱をしている書店の大将を通じて連絡をしている。帰り道にその書店の大将といろいろな話をした。
 教科書の取り扱いをするのは書店にとっては大きいと思うんやけれど、どんな書店でもOKというわけでもないらしい。書店は駅前になくてはならず、自前の土地家屋やないとあかん。さらに大量の教科書を保管しておくスペースもないと認可されへんのやて。
 駅前、というのは、買い漏らしたりなくしたりした生徒がすぐに買いに来られる所やないとあかんから。自前の土地家屋というのは、賃貸やと諸事情によって移転せんならんという可能性が自前よりも高いから。在庫スペースの問題は、これはまあ説明するまでもないか。
 ちょっとでもこの条件に外れると、認可を取り消されたりもするらしい。おいしい特権やということは確かにしても、それを維持していくにはそれなりの努力が必要ということなんやろうね。やはり書店というのは大変な仕事やと痛感した次第であります。

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おそるべしボストン茶会事件 [トリビア]

 今日から定期考査。私は今年は世界史を教えている(他にもいろいろ教えている。現代社会も「なにわ研究」も)。
 夕食時、ナイターを見ながら妻と世界史をネタに話をしていて、アメリカ独立戦争の話になる。妻が鮮明に覚えているのは「ボストン茶会事件」。インパクトある名前やもんなあ。
 イギリス本国が植民地アメリカへの経済制裁を目的として、茶の輸入を東インド会社に独占させたことに対して、愛国派の過激グループが先住民(アメリカ・インディアン)の扮装をして茶葉を積んだ船を襲い、茶の箱を海に次々と投げ込んだ事件です。「ボストン茶会事件」は正しくは「ボストン・ティー・パーティー」。邦訳の「事件」は不要なんですな。そやけど「ボストンのお茶会」をきっかけに独立戦争へと突き進む、なんて説明されてもなんのことかまるでわからんから、「事件」をつけたんでしょう。
 妻は高校時代にこれを教わり、「なんで“茶会”なん?」とずっと思い続けてきたそうな。
 諸説あるけれど、私はハイになった連中が興奮して「よーし、これからパーティーの始まりだ!」とはしゃいで茶の箱を海面に投げ込んだんやろうなあと思うている。
 それにしても恐るべきは「ボストン茶会事件」という名前ですわ。この名前のおかげでただ積荷を海に投棄しただけの事件が人々の脳裏に刻みこまれているんやからね。アメリカの独立宣言を起草したのがトマス・ジェファーソンやということは覚えてなくても、「ボストン茶会事件」は覚えていたりするんや。
 世界史上有数の名コピーかもしれんなあ。

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意外な親戚 [トリビア]

 今週の「週刊朝日」には意外な有名人が親戚同士であるという紹介記事が掲載されていて、これがめっぽう面白かった。有名な組み合わせもあれば、あまり知られてへんような組み合わせもあって、特にゴシップというわけやないけれど、興味深々で読んだ。
 たとえば田中星児さんとグッチ裕三さんが親戚やとか、伊勢谷友介さんは山本寛斎さんの異母弟やとか、まあいろいろとあるもんですなあ。
 以前この日記にも書いたけれど私は「今日の猫村さん」のほしよりこさんとは父親がいとこ同士という関係にある。ただし、私のような零細ものかきは世間に名前が通ってへんから週刊誌に取り上げられるようなことはないけどね。そやけど、SFファンで私の名前を知っていて、そして「猫村さん」ファンの方がいてたら、意外な組み合わせやと思うてくれる人もいてるかもしれん。ちなみによりちゃんとは彼女が小さい時に遊んだことはあったと思うけれど、今はもう面識がないに等しい(おたがい名前くらいは覚えているとは思うけど)。
 妻は野沢那智さんの姪が野沢直子さんやということを知らなんで驚いていた。そんなことを知らんということに私は驚いていたけれど、まあ自分が常識と思うていることは往々にして世間では非常識やということはよくあることですから、驚くほどのことはなかったかもしれんな。

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産経は「家族」朝日は「家庭」 [トリビア]

 昨日の日記で知事が「家族の事情」と言うたと書いたソースは産経新聞のサイト。で、今日の新聞を読んでいたら、朝日新聞では「家庭の事情」と言うたと書いてある。
 「家庭」と「家族」ではまったく意味が違うやんか。「家庭」というのは「家族」を中心として作られる環境のことを指すと思われるけれど、「家族」というのは「家庭」を構成する成員のことになると解釈できる。
 つまり「家族の事情」となると家族に何かアクシデントが起きて公務をキャンセルせざるを得なくなったと解釈できるし、「家庭の事情」というと家族のだれか一人やなく家族関係に何かが起こって公務をキャンセルする必要が生じたということになる。たいした違いやないやないかという人もいてるやろうけれど、「家族の事情」の場合、子どもが病気になった事故にあうた奥さんが危機に瀕しているというような非常に緊急度が高いアクシデントであるように感じられるし、「家庭の事情」というと子どもが親の言うことをきかん奥さんが知事に相談なく長女に携帯電話を買うてやったなどなど緊急度の低い場合も考えられる。
 それに、なんちゅうても(昨日の種明かしになるけれど)「家庭の事情」というと戦後すぐにトニー谷がはやらせた文句で、「恋をするのも家庭の事情」となんでもかんでも「家庭の事情」にしてしまいごまかすというギャグに使われた言葉やということになる。知事が意識しているかどうかは知らんけど、一定の年代以上の人にしたら「家庭の事情」なんて文字が目に入っただけで「これは公務キャンセルの理由はほかにあって、それを家庭の事情ということにしているんやな」と思うてしまう可能性があるかもしれんやないか。
 さあ、「家族」か「家庭」か。私にとってはこの違いはものすごく大きいんよ。
 産経と朝日、どっちが正しいのやら。ちなみに読売と毎日のサイトではこの件に関する記事は見当たらなんだ。
 新聞報道の正確さなんてまあこの程度なんですなあ。ほんまはどっちやねん!

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はずしたな知事 [トリビア]

 橋下大阪府知事が公務をキャンセルした理由をきかれてこう答えたそうです。
「ちょっと、家族の事情で」
 惜しいっ!
 ここで「家庭の事情で」と言うてくれたら個人的には「おぬしやるな」と感心するところやねんけどな。
 はずしたな知事。
 あー、意味のわからない青少年諸君はおじいさんかおばあさんか近くにいる年配の人にきいてみてごらんなさい。私としては基礎教養なんですが、私の基礎教養は世間的には少し歪みがあるみたいなので、それを押し付けようとは思いません。
 それにしても惜しいなあ知事。

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真弓真弓ホームラン真弓真弓ホームラン [トリビア]

愛すれどTigers「2008年度を振り返って」を新規更新しました。

 プロ野球阪神タイガース真弓明信新監督の若き日のエピソード。
 太平洋クラブライオンズ時代、真弓選手のグラウンド用のパンツを借りた関本四十四投手が洗濯をするために家に持ち帰った。洗濯籠に入れておいたところ、関本投手の奥さんが赤い顔をして彼の前に立っていた。手にはグラウンド用のパンツが。
「この女は誰?」
 奥さんの持つパンツのゴムのところにはカタカナで「マユミ」とマジックの文字が書かれていた。
 真弓選手がまだまだ無名やった頃のお話です。タイガース時代は「あたし、阪神のマ・ユ・ミ」とかいうギャグ(?)がはやったりしたっけ。
 もっとも「真弓」姓はかなり由緒正しいもので、弓の名手やったご先祖が殿様から賜ったものとか。ご父君のお名前は「真弓射道」! すごいお名前です。
 というわけで、ガラガラやった頃の甲子園ライトスタンドで「ミッキーマウス・マーチ」にのせて踊る「真弓ダンス」は楽しかったなあ。「真弓真弓ホームラン真弓真弓ホームラン」に合わせて右へ左へ踊っていたよ。今の超満員の甲子園ではまず無理ですが。
 とにかくたのんまっせ、真弓監督。

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憧れのメロンシャーベット [トリビア]

 大相撲小言場所「名古屋場所をふりかえって~白鵬独走全勝、朝青龍休場~」を新規更新しました。

 夕食後、アイスクリームを妻といっしょに食べていて、子どもの頃に食べた安い値段の「ホームランバー」の話などで盛り上がった。妻とは比較的子どもの頃の嗜好品の範囲などが共通していて、ここらあたり、会話が長続きする理由かなと思う。
 今日記を書いていて思い出すのは、メロンシャーベットのことやね。プラスチックのメロン型の容器に入ってて、母にせがんでもなかなか買うてもらわれなんだ。あんなもんと今なら思うけど、当時は高価やったんや。ひとつ買うてもらい、妹と分けて食べたりした。このチャンスを逃してはいかんとねずるんやけれど、あの容器はすみっこまでしっかり取ったりでけんような形でな、残りを食べてしまおうとする前にとけてしまうねん。
 今の子どもに、そういう憧れのお菓子なんかあるんかな。子ども同士でコンビニで「ガリガリくん」をうまそうにかじっているのを見たりしていると、まだまだ「子どものお菓子」というのはちゃんと決まってるんかなと安心したりするんでありますね。

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ジンクス [トリビア]

 先日の日記「神話」で「ジンクス」という言葉を使用しましたが、誤用ではないかというご指摘のメールをいただきました。
で、英和辞典で「jinx」を引いてみるとこうあった。

“縁起の悪いもの(人);つきまとう不運(悪運)、鬼門。【注意】日本語の「ジンクス」と異なり、悪い縁起に限られる”(三省堂:ニューセンチュリー英和辞典)

 本来の意味では「縁起の悪いこと」に使われるわけですね。例えば「喜多選手がホームランを打つと、その試合は必ず負ける」みたいな感じかな。そこで喜多選手が勝ち試合にホームランを打つと「ジンクスを破った」ということになる。そういうたら水島新司さんの「野球狂の詩」に登場した甚久寿選手は五利監督に不吉な予言をして、それを回避させようとしていたなあ。
 ただ気になるのは【注意】の部分なんですね。
 で、和英辞典で日本語の「ジンクス」を引いてみた。

“(皆に信じられている考え) popular beliefe (迷信) superstition 【参考】「ジンクス」という日本語はjinxから来ているが、これは「悪運をもたらすもの」「貧乏神」という悪い意味にしか用いない。(→めいしん)”(研究社:ライトハウス和英辞典)

 おやおや、日本語の「ジンクス」は英語の「jinx」とは違うらしい。そこで国語辞典で「ジンクス」を引いてみると、古いもの(岩波書店:広辞苑 第三版など)はたいてい悪い方の意味しか載っていない。比較的新しいもので引くとこんなのにあたった。

“(勝負事の世界などで)ある事柄と他の事柄との間に、偶然であるかもしれないが、動かしがたい対応関係があると認められること”(三省堂:新明解国語辞典 第五版)

 というわけで、「ジンクス」の用法は、本来の意味では誤用やけれど、最近の用法では縁起の良し悪しにかかわらず使うこともあるんやということみたいやね。
 とはいえ、ものかきのはしくれとしては、やっぱり本来の用法に忠実であるべきでしたね。いやいや言葉というのはほんまに難しい。辞書はいろいろな種類のものを引いて比較しながらみていくと、実に面白いということを再確認した次第です。
 ご指摘ありがとうございました。あらためて勉強になりました。

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漢数詞と九字 [トリビア]

 むかしむかし、正確には27年前、「カール・セーガンのコスモス」という科学番組が放送され、当時高校生やった私も夢中で見たもんやった。
 何より印象的やったんが日本IBMのCMで、城達也のナレーションで「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、おく、ちょう、けい、がい、じょ、じょう、こう、かん、せい、さい、ごく、こうがしゃ、あそうぎ、なゆた、むりょう、たいすう」と漢数詞を淡々と読み上げるものやった。画面にはロケット発射画面などを背景に「一、十、百、千、万……」とナレーションで読まれている漢数詞の漢字が次々と入れ替わるだけ。
 次の日学校で、ちゃんと正確に書けるか黒板を占拠したいちびりが続出したのはいうまでもない。まあそれくらいインパクトがあるCMでした。
 なんでこんな話を書いたかというと、私と妻の会話にはときたまこの「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、おく、ちょう、けい、がい(以下略)」というセリフが出てきたりするのですね。むろん二人とも「がい、じょ、じょう」あたりでリタイアしてしまうのですが。
 そこで気になってネットで検索してみたら、ちゃんと漢数詞を掲載したサイトがあった。上もすごいけれど、小数点以下もすごい。「涅槃寂静」なんてあるもんね。
 夕食時に妻にその話をしようとしたけれど、肝心の単位を覚えてない。妻は「小数点以下は知らんなあ。えーと、割、分、厘、兵・闘・者・皆・陣・列・在・前……」。
 あのねえ、九字を切ってどうするの。全然関係ないやんか。いやしかし、これ無意識に口をついて出たらしい。小数点以下の漢数詞を正確に言える妻、というのがそばにいたらそれはそれでむむむですけれど、無意識に九字を口にしてしまう妻、というのもむむむかもしれん。まあ、時代伝奇小説の好きな私にしたら、九字くらい無意識に口をついて出るような妻であってくれるほうがええのかもしれんけれど。
 前振りが長い割にはたいしたことのないネタでしたか。そやけど、「IBMのCM」だけやったらほんまに一部の人しかわからんやろうからなあ。古い話をするときは、この説明が厄介ですね。


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綸言汗の如し [トリビア]

 上に立つ者の言葉は、まるで汗のように、出てしまったら戻しようがないということを「綸言汗の如し」といいます。
 私の子どものころ、口先だけで謝っても「ごめんですんだら警察いらん」と友達に言われたものでした。
 しんぞうさんは「慙愧に耐えない」とか「忸怩たるものがある」とかわかって使うてるのかどうかわからん難しい言葉を多用しますが、「ごめんですんだら警察いらん」のシンプルかつ本質的な言葉の強さには勝てないように思います。


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