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「中原の虹」あと少し [読書全般]

 浅田次郎の「中原の虹」もやっと4巻目の後半まで読み進んだ。思っていたよりも遅々としたペースでありまして、シリーズの最初の「蒼穹の昴」をがしがしと読んでいた時とえらい違いですわ。
 まあ「蒼穹の昴」は同時並行でドラマも見ていたりしたから、頭に入りやすかったということもあるんやろうけれど、それにしてもなんでこんなに難渋しておるのか。
 で、思いついたのが「蒼穹の昴」における西太后の存在感でありますね。梁文秀や李春雲ら主要な登場人物も、西太后という太陽のまわりをまわる惑星にすぎない。話の軸はあくまで西太后にある。
 そしたら「中原の虹」はどうか。西太后は衰え、物語の軸は張作霖に移っている。そやのに、張作霖を軸に物語がどんどん動くということにもならん。「蒼穹の昴」の後日談にしかなってへんのですね。主要な登場人物がてんでんばらばらに動き、なかなか落ち着かん。
 特に西太后が亡くなってから、西太后の残像や遺産に蟻みたいに多数の人物が惑わされているような気がする。
 史実では主人公の一人である張作霖は天下に覇をとなえることなく謀殺されてしまう。「中原の虹」での張作霖は今にも天下をとりそうな勢いなのに、やはり史実と同様に謀殺されてしまうんやろうなあ。そこらへんの整合性をどう処理していくのか。
 今週中にはなんとか読み切るぞ。

 明日は都合により更新はお休み。次回更新は土曜深夜の予定です。
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