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「日本をひとつに」にいらいら [テレビCM]

 ACの新しいコマーシャルを見ていると、私いらいらするのですね。
「日本をひとつに」
 というのを合言葉にしているみたいなんやけど、今回の大震災と原発事故の被災者の辛さを日本に住む者全体が共有できるということはないわけで、特に西日本に在住する者としたら、どんなに想像力を働かせたとしても、結局は「他人事」でしかないんですよ。
 冷たい奴やと思われるかもしれんけど、例えば阪神大震災の時の苦痛を関東の方たちが私たちと共有してくれていたかというと、そうやなかったろうと思うのです。その証拠に、今回の地震にあたって、関東の方たちはほんまに阪神大震災の教訓を生かしてくれていたかと考えた時に明らかになると思うのですね。
 かんたんに「がんばろう」なんて口にはできません。どんなにがんばってもどないしようもないことがある。人間、明日はどないなるかわからん。それを阪神大震災で実感した者と、「関西の人たちは気の毒だった」というようにしか見られん者と、そこには大きな溝があったと思うわけですよ。
 そして今回の東日本大震災。津波の恐怖や放射能の恐怖は、私にはわからんのです。頭では理解しても、皮膚感覚でわかるものと違うのです。
 いま私たちに求められるのは、「日本をひとつに」てな奇麗事やなく、体験しなかったものにとっては「他人事」であるということをちゃんと受け入れた上で、自分に何ができるかということやないかと思う。
 そやからあのCMを見るといらいらしてしまう、ということやないかなあ。

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コメント 2

伊藤正一

喜多さんの意見におおむね賛成。つい先日もラジオで永六輔が、”ひとつになんかならなくていい。みんなバラバラにやって結果としてひとつになってたらいい”と言っておりました。ただ、原発に関しては敦賀原発で放射能もれが報道されるなどしていて、西日本でも多少なりとも恐怖を感じていないわけではないと思いますが…。
by 伊藤正一 (2011-05-06 05:41) 

t-kita

敦賀原発の放射能漏れに対しては不安は感じますが、切迫したものにはなってないように思います。
避難勧告やとか警戒地域指定やとか、自宅に二度と帰れないのではないか、知らん間に被曝してるんやないかという恐怖とは比較にならないのではないでしょうか。
そういう意味ではまだまだ「他人事」やないかという気がしますね。
by t-kita (2011-05-07 00:14) 

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