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最初の接触 [SF]

 今日から懇談週間。短縮授業なので、事務作業をひたすら行う。まだまだやらねばならんことはあるけれど、とりあえず一段落。さすがに疲れた。定時で退散。帰宅して追っかけ再生でプロ野球中継を見る。9回裏、さらっとドリスが締めて終わるかと思うたら、追いつかれて延長戦に。連日試合が長いですよ。その分寝る時間が遅くなるやないですか。まあ、勝ったからよし。明日も短縮。いろいろとやらねばならぬことが残ってるなあ。
 高橋良平・編「伊藤典夫翻訳SF傑作選 最初の接触」(ハヤカワ文庫SF)読了。「ボロゴーヴはミムジィ」に続くアンソロジー第2弾。今回は1960年代にSFマガジンに掲載された伊藤さんの訳した短編のうち、宇宙SFをよりすぐったもの。ファースト・コンタクトというジャンルを決定づけたラインスターの「最初の接触」をはじめとして、宇宙サバイバルのウィンダム「生存者」、超高速でとぶ宇宙船の中の様子を描写したブリッシュ「コモン・タイム」、植民星で起こるトラブルをスリリングに描いたホセ・ファーマー「キャプテンの娘」、異星人の医師との意思疎通が描かれるホワイト「宇宙病院」、宇宙を次々と一人の男が転移していくナイト「楽園への切符」、西洋人の文化侵略を宇宙を舞台に移して皮肉たっぷりにあらわしたアンダースン「救いの手」の7編を収録。オールド・スタイルのSFは、まさに新ジャンルの開拓期という感じで今やと当たり前になっているような話でもわくわくした感じで読ませるなあ。むろん、伊藤さんの作品選択眼の確かさと、こなれた訳文の力あってのことです。「救いの手」なんて、今読んだ方が実感がわいて面白いんやないやろうか。やっぱり古びて感じられるものもあれば、そうやないものもある。ここらあたりの編集は、高橋さんのさじ加減のうまさというのもあるんやろうと思う。絶版や品切れが多いのでなかなか読まれへん名作を選りすぐってあるので、それだけでも値打ちがある。すれっからしのSFものから初心者まで、どなたが読んでもそれぞれの立場で楽しめる一冊やないでしょうか。

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