So-net無料ブログ作成
読書全般 ブログトップ
前の10件 | -

おやすみなさい、ホームズさん [読書全般]

 今日は雨の予報なので、傘を持って出る。出勤時は特に傘のお世話になることはなかったけれど、就業中は強い雨が降ったりやんだりと不安定な天候。ただそのおかげで仕事部屋の室温はさほど上がらず、扇風機の微風でもちょっと涼しいかなという感じ。で、スイッチを切ると、湿度は高いのでしばらくしたらじわりと汗がにじむ。それでまた扇風機の微風をつけると少しひんやりする。その繰り返しでありました。うまく調整せんと風邪をひくなあ。
 今日は授業がひとコマ。午後は昨日どんがらがっしゃとやってまでして引っ張り出したDVDを見ながらそれに合わせたプリント作成などをする。月曜日にある「旅発見」の授業の教材であります。お題は京都観光。京都なら遠足で行ったりしているからなじみもあるでしょう。
 定時に退出。お山の学校でも、乗り継ぎ駅でも雨は降ってなんだけれど、自宅最寄り駅に着いたら、滝のような豪雨。それでも早く帰りたかったから、傘をさして歩きだす。これがあかんかった。傘があってもズボンとかびしゃびしゃ。靴の中に雨水が浸入してきて歩きにくい。やむなく途中にあるスーパーで、傘があるのに雨宿り。少し小やみになってきたから傘をさして帰路に着くと、自宅近辺のあたりではあがりかけ。帰宅して服を着替えて一服つけるためにベランダに出たら、ありゃりゃ、やんでますがな。豪雨の時に無理して歩かんと、地下鉄のコンコースでしばらく待っといたらよかった。
 帰宅後はラジオでプロ野球中継を聞く。このスワローズ3連戦は地上波もBSもDAZNも中継なしなのです。NHKの「ニュース9」のスポーツコーナーでハイライトを見る。明朝は「おはよう朝日土曜日です」でたっぷり見せてもらわなあかんね。土日はNHKのスポーツニュースを録画するか。まあ、ラジオ中継があるだけでもよしとせんならんね。
 キャロル・ネルソン・ダグラス/日暮雅通・訳「おやすみなさい、ホームズさん アイリーン・アドラーの冒険 上・下」(創元推理文庫)読了。ホームズのパスティーシュで、「ボヘミアの醜聞」に登場する機知に富んだ女性アイリーン・アドラーを主人公にしたシリーズの1作目。正典では悪女のように描かれていたアイリーンやけれど、作者はいわば「裏・ボヘミアの醜聞」という感じで、アイリーンの立場から同じ事件を描きだす。ちゃんとワトソン役の女性も配し、正典を読んでいたら「ああ、そこか」とにんまりするような場面も多数用意されている。ただ、語り手のネルとの出会いなどはちょっと無理があるし、オスカー・ワイルドやドヴォルザーク、プラム・ストーカー、ティファニーなど当時の著名人とのからみもうまくいってるところとちょっと強引なところとが入り混じっていて、全体の構成としてはいささかバランスが悪いかなあ。もう少し分量を減らしたらきりっと締まったものになったと思うのに。タイトルは「ボヘミアの醜聞」で変装したアイリーンがホームズにささやくセリフをそのまま持ってきている。よほどホームズが好きな人やないと楽しめんのやないかな。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

平成怪奇小説傑作集1 [読書全般]

 朝、出勤時は曇り空。地下鉄に乗り、電車が地上にあがったら本降り。バスに乗り継ぐ駅ではざざ降り。お山の学校に着いたころには小やみ。傘は必要ではあったけれど。昼前にはあがる。
 お山の学校は今日から生徒が登校。教室には冷房がついてるから、なんとかなってるんやろう。ただ、全校集会という名の始業式は体育館でやって熱中症になったりしたらあかんので、放送を教室で聞く。私も仕事部屋で聞いていた。もっとも今日は私の出番はないので、仕事部屋で粛々と事務作業や教材作成。前回奨学金の申し込みのでけなんだ生徒がきて、暑い仕事部屋でパソコンに向かい、データ入力。これは救済措置でありまして、採用通知は他の生徒よりも1カ月遅れで着くことになる。放課後はコンピュータ教室で、新たに入れ替えられたパソコンの教員向けの使い方講習に出る。コンピュータ室は冷房がきいているからねえ。いや、そのために行ったわけやないけれども。
 定時に退出。帰宅後、追っかけ再生でプロ野球中継を見る。今日はタイガースが猛打爆発で大勝。いやあ、よかったよかった。
 東雅夫・編「平成怪奇小説傑作集1」(創元推理文庫)読了。平成の30年ちょっとの間に発表された怪奇小説から選りすぐった短編アンソロジー。全3巻で、本書は最初の10年間から。吉本ばななから宮部みゆきまで、豪華なラインナップであります。私は吉田知子「お供え」の自分は何も変わってないと思うているのにまわりがどんどん変化していく恐ろしさとか、近未来の絶望的な状況を描いた篠田節子「静かな黄昏の国」の2篇が特にぞくりときた。むろん他の作品も「傑作集」の名にたがわぬ傑作ぞろい。異界の者や異形の者が出てこなくとも、何気ない日常が救いのない状況に陥っていくようなものが真の恐怖を呼び起こすんやと感じた。これで「平成」という時代の諸相が浮き彫りにされるとかそういうことはないですけれどね。残り2巻も実に楽しみ。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

ピアニストだって冒険する [読書全般]

 どうも寝苦しく、今朝も早朝に目覚める。朝は昨夜録画した深夜アニメをたっぷり見てから軽く寝る。昼前には目覚め、パソコンに向かう。
 昼食時、箸休めのつもりでテレビをつけ高校野球中継を見る。星稜高校対智弁和歌山高校の試合をしていたが、これがもう熱戦。食後も妻と二人で延長14回タイブレークサヨナラホームランで星稜が勝つところまでテレビに食らいつくように見てしもうた。星稜の奥川投手、タイガースが指名できたらなあ。くじ運悪いからなあ。
 高校野球の次はプロ野球。今日はデーゲーム。今日のBS日テレの実況は非常にきちっとしていた。昨日のアナウンサーがあかんかったということやねんな。力投の西投手をまたもや援護できず。1点に抑えて負け投手というのはたまらんなあ。
 夕刻は読書。録画した番組を少しばかり見る。とにかく蒸し暑く、じっとしていたらじんわりと汗がにじみ出る。明日は京都は猛暑日の予報。うーむ、たまらんなあ。
 中村紘子「ピアニストだって冒険する」(新潮文庫)読了。著者のピアノはどうもきつくて、CDを聴いてチャイフスキーやラフマニノフのピアノ協奏曲はすごいと思いつつも感動するところまではいかなんだけれど、これまで何冊か書かれたエッセイ集はどれも面白く、最後の一冊となった本書も期待にたがわず楽しく読めた。音楽家の文才という点では、中村紘子さんと岩城宏之さんが双璧やと思いますね。本書を読むと、戦後の日本のクラシック音楽の受容がいかにして行われていったかや、日本人ピアニストの弱点などが非常によくわかる。また、教育者として、コンクール審査員としていかに情熱を注いだか、その使命感には心打たれるものがある。高校を中退して米国留学をしたため、学歴は中卒ということになるんやけれど、ただそれだけで著者を馬鹿にする朝日新聞の記者のエピソードなど、当時の日本の文化資本のなさなどが具体的にわかり、いろいろと考えさせられることも多かった。手書きの原稿やったらしく、これ以上書くのに手を使うとピアノを弾く指が動かなくなるという理由で本書のもととなった雑誌連載は終わっているけれど、口述筆記でええからもっともっと書き残してほしかったなあ。

 明日、8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

太陽の帝国 [読書全般]

 台風一過というけれど、今日はそんな天気。吹き戻しで風がきつくなるんと違うかと心配していたけれど、夜など凪の状態。ただ、空気は湿っていたらしく、蒸し暑く、妻は洗濯物の乾きが悪いとぼやく。
 朝は録画した深夜アニメなどの番組を見てから、読書。パソコンに少し向かい、昼食を取る。その後午睡。今日もよう寝た。鼻ポンプはつけてても、熟睡はでけてへんのかな。昨日の夜は寝苦しかったもんな。
 夕刻起きてきて、また読書。それからプロ野球中継を見る。今日は東京ドームのジャイアンツ戦なんで、BS日テレ。1点差で惜敗。ただ、試合を押していたのはタイガース。ジャイアンツはたまたまドームランで取った2点の場面しかええとこなしやったのに、実況を聞いていたら大差でジャイアンツが勝ったみたいに聞こえる。ジャイアンツファンはああいう実況で満足するのかな。もし満足しているとしたら、どこかおかしいんと違うかな。青島幸男さんの著書に「だからジャイアンツファンはバカなのだ」(ごま書房)というのがあったけれどね。
 J・G・バラード/山田和子・訳「太陽の帝国」(創元SF文庫)読了。バラード自身の体験をもとに、戦時中の上海で浮浪児となった少年を主人公にその実像を描く。主人公のジムはどちらかというと日本びいき。捕虜として収容所に入れられ、ろくな食事も与えられてへんでも、日本人が自分たちを守ってくれていると信じたがっている。その日本人兵士が平然と民間の中国人を殺すさまも、終戦後、今度は日本兵を中国人が殺すさまも、そして租界生まれで裕福な育ちのジム少年が、浮浪児となり生きるために死体から当たり前のようにものを奪うさまも、虚飾なく描き出す。戦争が人間の心理をいかに狂わせていくかが、ジム少年の視点を通じてこれでもかこれでもかと描写される。バラードは被害者であるはずのジム少年を決して一方的な被害者として描いてへん。英国人やという意識も希薄なのは、租界で生まれ育ったからなのか。スピルバーグ監督によって映画化されているけれど、未見。またテレビで放送されるのを見つけたら録画しておこう。バラードのSFのテーマの原点がここにある。10代前半の多感な時期にこんな経験をしたら、そらぬくぬくと育った者とは価値観がまるで違うのも当たり前ですわなあ。

 8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

ジョゼと虎と魚たち [読書全般]

 台風が四国に上陸し、瀬戸内海を突っ切って中国地方を縦断、日本海に抜ける。大阪市内では午前中は風が強く、午後から雨が強くなるという、二段構えの攻撃であります。明日の早朝には雨もあがるらしいので、予想していたほどひどくはなかった。まあ、墓参日和とは言えんので、昨日に行っておいてよかった。
 というわけで、今日は一日家にこもってました。朝のうちはテレビを友とし、朝食後は眠くなったので早目の午睡。昼ごろ起きてきて昼食を取り、パソコンに向かうたり、ひたすら読書したり。今日はもともとタイガースの試合は予定が組んでなんだんで、じっくりと読書ができた。
 ただ、一服つけにベランダに出ると、風やら雨やらで非常に吸いにくい。夜は玄関側に出て一服。風雨の影響がないのはええけれど、同じフロアの人が通ったりしたらちょっと恥ずかしいかな。
 気温はそれほど上がらなんだけれど、湿度が高くてしんどかったなあ。明日も家でごろごろの予定であります。
 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫)読了。ずっと前にテレビで池脇千鶴主演で映画化されたのを見て、一度原作を読んでみようと思うていたけれど、品切れ絶版状況が続いていたりして手にとることもかなわなんだ。先日書店で「田辺聖子追悼コーナー」として平積みになっていたので、やっと手にとることができた。いろいろな形の男女関係を描いた短編が9本収録されている。作者の小説に出てくる男はたいていあかん奴ばっかりなんやけれど(そのものずばり「あかん男」というタイトルの短編集もある)、本書に出てくる男はたいていあかん。女は男なしでも生きていけるけれど、男は女なしでは生きてかれへんというテーマでまとめたのかなという感じ。唯一表題作だけは頼りないけどええ男が出てくる。映画では妻夫木聡が演じてて、これはあかん男やったけれど、映画化に際してかなり変えていることもわかった。映画では池脇千鶴演じるジョゼが、妻夫木聡演じる恒夫に「ごっついやらしいことしよ」と迫るんやけれど、原作のジョゼはわがままなところもあるけれどもう少し可愛い感じの女性として描かれていた。とはいえ、それ以外の作品は男の私が読んでるとさらもうきつい。痛いとこを突いてくる感じで、1編読んでは本を閉じてため息。また1編読んでは本を閉じてうーむとうなる、てなことを繰り返していた。これはもう男性作家には絶対書かれへんなあ。いや、ほんまに田辺聖子という作家の凄みを堪能いたしました。

 8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

話芸の達人 [読書全般]

 大型台風が接近し、今日の段階で新幹線や飛行機、高校野球などの欠航や順延などが次々と発表されている。予定では明日か明後日にお盆の墓参をする予定やったけれど、それどころやないので、前倒しで急遽今日行くことにした。なるべく早く、と思い、朝食後すぐの朝7時ごろに出発。念のために大きな傘を持っていく。
 京都東山の墓地に着いたころには汗だく。なにしろかんかん照りですねん。雨傘のつもりでもっていった傘は日傘として使いました。例年やと汗びっしょりになるんで着替えのシャツをもっていくんやけれど、今年はそんなことにはなるまい、なにしろ強風の予報やもんなあと思うて持っていかなんだ。はい、びしょびしょです。帰路の阪急の特急は冷房がきいていて、冷えて寒くなってきた。
 昼前に帰阪。自宅最寄り駅あたりでもよう照っていたんで傘をさすけれど、マンションの近くになるとむやみに風が強く吹いてきて傘がおちょこになりそうやったので照ってて暑かったけれど傘をすぼめましたよ。
 帰宅後、昼食。少しパソコンに向かうた後、午睡。それほど長い時間寝ることもなかったんで、起きて読書をしたり、妻と録画した番組を見たり。夕刻はプロ野球中継をサンテレビで見る。気持ちよい逆転劇で快勝。毎日こうやとええのになあ。
 戸田学「話芸の達人 西条凡児・浜村淳・上岡龍太郎」(青土社)読了。関西弁の漫談のスタイルを確立した西条凡児、司会と映画解説で自己のスタイルを確立した浜村淳、トリオ漫才から毒舌芸へとみごとにシフトした上岡龍太郎の3人を中心に、上方演芸における「一人芸」の系譜をたどる。むろん著者のことやから、花月亭九里丸、淀川長治、立川談志、笑福亭鶴瓶など同時代の「話芸の達人」との比較や、実際の芸の書き起こし、存命者には徹底した取材でぐいぐいと読ませる。上方を代表する一人芸の達人を中心に書きながら、上方における「一人芸」の系譜を俯瞰することができるようになっている。文句のつけようがないのです。「一人芸」は「R-1ぐらんぷり」以降、コントにシフトしていくので、先人の築いた話芸の系譜も途切れるかと思うていたら、その「R-1」から濱田祐太郎というしゃべり一本の若手が登場してきたので、著者にはぜひ上岡引退後の「一人芸」についてもたどっていってほしいものであります。あ、そうや。戸田さんは「お笑い」という言葉は一切使うてへんぞ。そこに香川登志緒さんから続く演芸史家としての矜持を感じるのは私だけやろうか。

 8月18日(日)は、「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

ケイトが恐れるすべて [読書全般]

 今朝も通常通りに目覚める。アニメやら「なつぞら」やらを見たあと、全国高校野球選手権大会の開会式を録画して見る。入場行進と選手宣誓は等倍で、挨拶のたぐいは早回しですっとばす。熱中症対策のために水分補給の時間は設けられているけど、あの挨拶を短縮した方が熱中症対策には有効やと思うがなあ。
 選手宣誓は愛知県代表の誉高校の主将。かなり緊張していた感じやけど、よう頑張った。直後の第一試合で青森代表の八戸大光星高校に完敗していたけれど、誉高校の選手たちには一生忘れられん一日になったことやろうね。
 そのあと、久しぶりに外出。というても、最寄り駅の売店で雑誌を買うたりしただけやけど。でもまあごろごろ寝ているよりはましですね。
 帰宅してから昼食。食後は午睡せず雑誌を読んだり、パソコンに向かうたりして過ごす。夕刻からラジオでプロ野球実況を聞く。今日は地上波もBSも中継がなく、私の視聴環境では映像は一切見られず。頼りのDAZNもスワローズとカープとは契約でけなんだとかで、スマホでも映像は見られんのでした。ラジオを聞きつつ、読書の続き。夕食後も読み続け、試合終了までに読み終えた。
 台風が西に行って、風がぱたりとやみ、夕刻からはほんまに蒸し暑く扇風機が頼り。シャワーで汗を流してから寝るとしよう。
 ピーター・スワンソン/務台夏子・訳「ケイトが恐れるすべて」(創元推理文庫)読了。「時計仕掛けの恋人」「そしてミランダを殺す」に続くスワンソンの3作目。今回はデートDVのせいで対人恐怖症になってしもうたロンドン在住の女性が、会うた事のないボストンの又従兄の申し出でロンドンの住まいとボストンの住まいを交換することにしたら、ボストンの住まいの隣人がいきなり殺されてしまい、あれよあれよという間に事件に巻きこまれてしまうというもの。主人公は神経症。他に出てくる者も覗き魔やらサイコパスやら。展開そのものは非常に面白いんやけれど、ここまで病的な人間ばかり出てくると、もう何が起こってもおかしくないという感じですね。作者お得意のカットバックに、視点の切り替えなどもますます効果的になってはきているけれど、3作続いて同じ手でやられると、ちょっと飽きてくるかな。なんか芸がないという印象を与える。これ1作だけ読んだら、それはもうおもしろいと思うけれどね。「そしてミランダを殺す」のインパクトが強かっただけに、薄まってしもうたという感じかな。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

喧嘩(すてごろ) [読書全般]

 愛すれどTigers「藤浪、復帰登板も死四球連発」を更新しました。

 台風の影響で、マンションのベランダは朝から強風。ベランダで一服つけてると、確かに風のおかげで涼しくはなるけれど、爽快とはいかん。湿度が高いんで、なんとなくねちゃっとするのです。
 朝からテレビを見たり本を読んだりのごろごろだらだら生活。こんなんしててえええんかと、ちょっと危機感を持ったりもするけれど、読んでる本が面白いから止められん。午後は午睡。ここまで寝られるというのはよほど疲労がたまっているということか。でも、あんまりだらだらしてても体に悪いしなあ。
 プロ野球中継もなく、夕食後は妻とたまっているアニメを見たりする。おいおい今日はウィークデイですぞ。明日は少し外に出る予定。
 黒川博之「喧嘩(すてごろ)」(角川文庫)読了。「厄病神」シリーズの第6巻。二宮は久々に会うた地方議員の秘書をしている高校時代の同級生から、暴力団がらみのトラブル解決を依頼される。頼る相手は厄病神の桑原だけというありさま。その桑原も前巻で組を破門されているから、形の上では“堅気”なんやけれども。「すてごろ」とは素手でする喧嘩のこと。代紋のない桑原はなんのかのといいながら自力でトラブルを解決しなければならん。そこらあたりを素手の喧嘩というタイトルで表現しているんやろうね。「厄病神」コンビは今回は地方議会政治にまつわる利権を暴きたて、腐った政治家や秘書たちをぼこぼこにする。そこらあたり、爽快といえば爽快なんやけれど、ぼこぼこにすることしかでけんあたり、権力に対する個人の限界みたいなものを作者ははっきりと読者につきつけているようで、それはそれで苦い味がする。その苦さこそがこのシリーズの魅力なんですねえ。もちろん漫才そこのけの二人の会話にもさらに磨きがかかっていて、そこらあたりは気持ちよく楽しく読める。関西以外の読者にはきついかもしれんけれど。シリーズの次の巻は版元が変わっていて、文庫化されるとしたら文春か。新潮社、講談社、角川と人気シリーズなのに版元があっちこっちというのも珍しい。どういう事情があるのかな。それはともかくまだまだ続いてほしいシリーズであります。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

愛国の教科書 [読書全般]

 今日は日曜日。よって例の如く昨晩録画した深夜アニメに、「仮面ライダー」「ジュウソウジャー」などを見る。昨日暑い中を出かけたのがいかんかったか、むやみに眠く、昼食前に午睡。昼過ぎに目覚め、とにかく昼食はとる。どうも食欲があまりわかんので、食事も無理にでも……という感じになってしまう。
 妻が買い物に行っている間、ひたすら読書。職場に行かんでもええというだけでじっくりと本が読めるのはありがたい。もっともSFマガジンでレギュラー書評を担当していた時は仕事をしながら毎日1冊ずつくらいのペースで読んでいたんやけれど。ただし、今でいうラノベが中心やったからかなりハイペースで読めたということは言えるわけですけれどもね。
 夕刻からプロ野球中継を見る。今日はサンテレビ。どんなにボロ負けしてても、最後の最後まで中継してくれるのはありがたい。どんな負け方をしたかもこの目で確認したいのでありますね。
 将基面貴巳「日本国民のための愛国の教科書」(百万年書房)読了。「愛国心」とは「ナショナリズム」のことやない! 本来は「パトリオティズム」のことなんです。ならば「パトリオティズム」とはなにか。著者は「共和政的な政治的価値や制度を防衛することにこだわる思想/政治的姿勢」やと解説してくれる。そやから暴政に対し、それに意見することも「愛国心」の発露であるし、みんなといっしょに言いたてることやなく、あくまで個人のレベルで持つものやという。時の政権に反対するものに対し「愛国心がない」とレッテルをはって集団で攻撃するものではもちろんない。この考え方をベースに、著者は実例をいろいろと出して「愛国心」について多面的に論じる。知らなかったことも多々あり、また漠然とおかしいなと感じていたことを理論づけしてくれたりと、わかりやすくてためになる一冊。ウヨクもサヨクも関係なくぜひ読んでいただきたいとお薦めする次第。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

わらの女 [読書全般]

 今日は月例の京都の医者行き。京都は最高気温38度。こんな日に外出したくなんかないんやけれど、こればかりは予約を入れていたわけやから仕方ない。
 午前中は昨夜録画した深夜アニメをひたすら見て、昼前に出発。冷房のきいた場所と外との温度の落差が激しく、著しく体力を消耗する。帰阪して、その足で自宅近くのドコモショップへ。スマホの充電が最近うまくいかんことが多く、接触が悪いみたいなんで、充電器とスマホをチェックしてもらう。ショップでは特に異状なし、とのこと。こういうの、一番困る。
 帰宅後、午睡。夕刻起きてラジオ、テレビ、ラジオでプロ野球中継を聞いたり見たり。西がカープ打線を抑えて勝つ。テレビ中継はテレビ大阪。火曜日の中継やとサブチャンネルを使うて延長するけれど、土曜日はおそらくテレビ東京とのネットの関係で延長はなし。ここらあたり、スポンサーとの関係もあって自由にならんのやろうけれど、なんとかならんかなあ。
 カトリーヌ・アルレー/橘明美・訳「わらの女」(創元推理文庫)読了。古典ミステリの新訳版。新聞広告で老富豪が結婚相手を探していると知った主人公ヒルデガルドが、富豪の秘書と結託してまんまと結婚に成功するけれど、遺産相続が確定する前に夫は急死。そして彼女は夫殺しの犯人にされてしまう。欲望に負けた平凡な独身女性の描き方がなんともすごい。彼女に結婚話を持ちかける富豪の秘書も、そして金で人々を思うままにする老富豪も、とにかく人の欲望の生々しさというものを赤裸々に描いていて、それだけでぞくぞくする。そして順調に行っていたはずの計画が少しずつおかしくなっていくとこら当たりの主人公の心理描写! 非常に面白くて一気読みしてしもうた。やはり古典として残っている作品というものにはそれだけ読ませる力があるんやなあ。

nice!(1)  コメント(0) 
前の10件 | - 読書全般 ブログトップ