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リアルさと感動と [映画]

 今日も昼は「人権平和映画」の選定のため、DVDを見る。
 ツタヤで借りてきた「くちづけ」(竹中直人、貫地谷しほり主演)は、グループホームに住む知的障碍者を描いた秀作。障碍者を取り巻く厳しい環境、障碍者の親の苦しい感情などがリアルに描かれていて、個人的には非常に気に入ったんやけれど……死期を悟った父親が障碍者の娘に取った行動は、ちょっとショッキング過ぎて生徒に見せるには厳しいかなあ。どんな話でもハッピーエンドでないといかんとは言わんけれど……。
 続いて「くちびるに歌を」(新垣結衣主演)を見る。こちらは代理店の担当者から借りたもの。恋人の死からピアノが弾けなくなった天才ピアニストが母校の音楽の産休講師をすることで自分を取り戻すという物語。合唱部員の一人に、自閉の兄がいるというくらいで、そこはきちんと描かれていて好感が持てるけれど、あまりに「感動的」すぎて、障碍者に対する意識が高まるかどうか。
 明日は「くちづけ」をツタヤに返却して、手元にメモをした他の候補の映画を探してみよう。私としては個人で所有している「音符と昆布」(池脇千鶴主演)を見せたいんやけれど、代理店のカタログにはあらへんのよ。
 なんとなれば障碍者を扱うたものはやめて、昨年に続いて戦争ものにするという手もあるんやけれどね。

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恋愛映画か人権映画か [映画]

 今日は自宅近くにあるショッピングモールに。携帯電話のACアダプタのコードの被膜が破れたので、ドコモショップに行ってポイントで購入。かなりたまっていたので現金を使用せずにすんだ。それからDVD-Rを買いに家電量販店へ。ここではネット環境についてのアンケートを書いたら台所用の洗剤を貰うた。モール内の書店で、この前から阪急桂のブックファーストでも探し、昨日行ったツタヤの書店でも探したけれど見つからなんだ文庫、柴田錬三郎「真田十勇士 第二巻」と角川文庫の「乙女の美術史」をやっとこさ見つける。ここでは角川文庫の特製ブックカバーをおまけに貰う。妻が「ハッケン君」のカバーを欲しがっていたので、それを選ぶ。洗剤とブックカバーは妻にお土産。
 今日は休暇中にも関わらず、お仕事。9月末に行う「人権平和映画鑑賞会」で生徒に見せる映画を決めるため、候補の一つである「レインツリーの国」を見る。代理店の業者さんから借りたDVDであります。
 うわあ、有川浩さんの「うまいこといきすぎやろ」的な部分を強調したら、こんなベタベタな映画になるんか、というのが率直な感想。拒否はせんけれど、なんかぺらっとした印象。聴覚障害者がどのような思いでいるのかとか、そういう部分も描かれているんやけれど、恋愛映画の印象の方が強くなり、こちらが狙うている障碍者との関わり方の部分なんかは伝わりにくいかもしれん。第一候補にはちょっと難しいかな。二つのテーマのうちどちらを強調するか、ですねえ。
 明日以降も業者さんから借りたものや自分で借りたものなどちょっとずつ見る予定。しかし仕事やなかったらこの映画を見ることはなかったと思うなあ。

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イベントとしてのスターウォーズ公開 [映画]

 昨日の忘年会で、若い女性の同僚がスターウォーズの大ファンやということが判明した。
 とにかくしゃべりだしたら止まらん。年齢的には、第1作が公開された時にはまだ産まれてへん人やから、その時の狂騒的なムードとか、そういうのは知らんのですね。ものごころついた時には、もう最初の3作は公開されたあとやろう。
 ということは、「エピソード1」が公開されたくらいに初めて出会うたんかな。
 私はあの頃は中学生。淀川長治さんが、「久しぶりに理屈抜きに楽しめる娯楽活劇」という評を書いていたのを覚えている。高校受験のため、第1作は見られんで、「帝国の逆襲」を先に見たんやったと思う。そのあと、劇場で日本語吹き替え版を見たのかな。
 で、「ジェダイの復讐」(今は「ジェダイの帰還」とタイトルが変わってるんやね)で、「こらあかん」と思い、その後に作られたのはまだ見てへん。BSで放送されたのを録画したけれど、まだハードディスクに残っている。
 正直、今回の騒ぎ方には違和感を覚えるなあ。そこまで騒ぐほど面白いかねえ、あのシリーズ。私はあの頃のSF映画やったら「エイリアン」の方が面白いと思うんやけれど。
 公開されることが、それだけでイベントになっているという、ディズニーの戦略が当たったということなんかな。なんかようわかりませんわ。

 12月20日(日)は、「たちよみの会」例会です。歳末の急がしい時期ですが、多数のご参加をお待ちしています。

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「白蛇伝」と「わんわん忠臣蔵」 [映画]

 今日は妻の誕生日。久しぶりに実家に帰らず我が家にいてる。諸般の事情でいろいろと疲れているようなので、疲れをとってもらいたい。帰宅途上に駅前のケーキ屋でケーキを買う。私の誕生日に妻が買うてきてくれた「利休」というケーキを、今度は私が買う。ますます“利休好み”らしい色合いの器になっている。
 今年の贈り物はDVDが二枚。往年の東映動画の長編漫画映画「白蛇伝」と「わんわん忠臣蔵」。両方とも幼い時から夏休みに「こども映画劇場」として何度も見ている懐かしい作品で、特に妻が気にいっているものを選んだ。
 「白蛇伝」なんか、絵に品があって、妻は巳年の年賀状にこの映画の画像を選んだくらい。日本初の長編総天然色漫画映画で、動きなどすばらしい。もっとも、今のデジタル技術を駆使して作られたアニメに慣れている若者には、動きの質の違いに戸惑うんやないかなあ。私らは手書きの動画を見て育っているから、古い東映動画の長編の方がなじみがあって好きなんやけれどね。
 「わんわん忠臣蔵」は音楽も楽しくていいね。キャラクターの動きもコミカルで非常に楽しいし、最後の遊園地のジェットコースターで虎と戦う場面なんか迫力がある。ようまああれだけのものを手描きで作っていたもんやなあと思う。
 HDDレコーダの残容量に余裕がある時に、二人で楽しく見たいものです。

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二本立て映画を見る順番 [映画]

 今朝のスポーツ紙に「自分のペースで仕事ができない」というようなことが書いてあった。なんのこっちゃいな。昼からは予定は何も入ってへんから荷物整理に専念できるはずやし……と思うていたら、当たるもんですなあ。来年度の授業計画に関する企画書の案を作ってくれと上司に言われましたがな。外付HDを引っ張り出してきて過去の遺産を掘り出したり、それらをもとに新たな授業企画を考えたりして午後はつぶれた。きちっとした形になってへんから、明日も一日この仕事でつぶれそう。
 0学占術おそるべし。
 冷房で体がかっちかちになって帰宅。
 夜はタイガースの試合がなかったので、録画してあった番組を見たりして過ごす。
 妻と映画の話になる。アメリカのホラー映画と虫の話とかあれこれと。
 で、二本立ての映画を見る順番の話題になる。最近はシネコンなんかが増えたから二本立てというような状況は少なくなってきたと思うけれど、私の若い頃は二本立てというのはよくあった。また、二番館や三番館で複数の映画を二本立てや三本立てで上映するということも多かった。
 この場合、二本あるうちどの映画を見るかというのはかなり大切で、映画館を出る時の気分がかなり違うたりした。
 例えば「となりのトトロ」と「火垂るの墓」の二本立ては、結婚前に妻と見に行ったんやけれど、これは「火垂るの墓」が先で「となりのトトロ」が後というめぐりあわせになってラッキーやった例。「火垂るの墓」で落ちこんだ後、「トトロ」で楽しい気分になれた。
 大学受験が終わるまで見るのを我慢した「レイダース 失われた聖櫃」は、二番館でハリーハウゼンの「タイタンの戦い」と二本立てで見た。こちらは「レイダース」が先で「タイタン」が後やった。「レイダース」の面白さは無類で、その後にストーリーが幾分退屈な「タイタン」を見てしもうたもんやから、私の中では「タイタンの戦い」という映画のランクはかなり下がってしもうたのですね。ハリーハウゼンは好きなんやけれど、「レイダース」のあとに見たら古色蒼然という感じになってしまう。
 今時はレンタルDVDを家で見たりすることも多いやろうから、こういう経験をすることはかなり少なくなっているんやないかなあ。

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ヒトラー 最期の12日間 [映画]

 早朝まで雨。午後からは日がさしてきた。しばらくは地面の水分が蒸発する関係やろうか蒸し暑い。日が落ちる頃にはそれなりに涼しくなってきた。
 授業で生徒といっしょに「ヒトラー 最期の12日間」を見る。ソ連軍に囲まれ、万事休したナチスドイツの面々がどのように動いたかを丹念に描いていて、生徒たちにはちょっと重かったかなあ。そやけど、戦争に負けるというのはこういうことなんやで、とか、自分で考えずに盲目的に為政者に忠誠を誓うというのはこういうことなんやで、というメッセージは伝わったんやないかと思う。
 でもやっぱり降伏が決まると次々と自決するSSたちの姿や、市街戦で弾に当たって目をあけたままことりとも動かない兵士やとか、自分の子供にねむり薬を飲ませ、寝ている間に毒を飲ませて殺し、そして自分たちも自決するゲッペルス夫妻の姿やとか、かなりきついシーンが次々と出てくる。ドイツ人が歴史を美化せず、真正面に向き合って作った映画なんやなあ。いろいろと思うところあり。
 そんな映画を見てへろへろになって帰ってきて、相撲のあとタイガースの試合を追っかけ再生で見たら、いやまあなんかもうそのなんです、試合に負けるというのはこういうことなんやというメッセージをタイガースナインがファンに送っているんやないかというような。うーきつい一日でありました。

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チャップリンがない [映画]

 以前、この日記で「歴史と文化」なる授業で生徒に歴史に関わる映画を見せているということを書いたことがある。
 生徒のリクエストの多かった映画に「チャップリンの独裁者」があったので、これと「ヒトラー最期の12日間」をセットで見せようかなどと考え、最寄駅前のレンタルビデオ店で探したけれど、これがないのですねえ。
 で、今日は帰りに途中下車して天六のレンタルビデオ店に寄って探すことにした。「ヒトラー最期の12日間」はレンタル中やったけど、置いてあるのを見つけた。次は「独裁者」。
 ない! 探しに探したけれど、ない。検索用の端末があったので、「ちゃっぷりん」と打ちこんでみる。
 ない! チャップリンは一切ない。
 需要と供給の関係があるから、レンタルされないものはいつまでも置かないというのはわからんでもないけれど、なんというかチャップリンが一枚もないというのは驚いたなあ。
 いつもテレビから録画したものばかり見ている関係で、レンタルビデオ店は長いこと利用してなんだけれど、いわゆる「古典的名作」はほんまに置かんようになってるんやなあ。
 わざわざ買うのもなんですしねえ。「独裁者」は断念するか。ただ、「ヒトラー」が見せたい時にレンタルされていたら困るので、他にリクエストの多かった「壬生義士伝」などの解説プリントも用意して、借りられるものを優先的に見せるしかないですねえ。
 それにしても、チャップリンを置いてへんのはちょっとショックやったかも。ああいうものはあって当然と思いこんでたもんね。

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「金環蝕」の政治家たち [映画]

 職場ではあちこちで咳にマスク。風邪がはやっているのであります。私も微熱は続く鼻の調子は悪いと、風邪の諸症状を改源をのんでだましだまし仕事をしている。非常にタイトなスケジュールなのであります。
 成績処理をするかたわら、漫研の生徒を週末に集めて卒業生に渡す部誌の原稿について説明する予定。手早くすませて会議に出ねばならん。ほんまにちょっとばかりの風邪では休まれんのですよ。
 帰宅して新聞を広げると、しんぞう総理は憲法改正の発議をすると言うてるそうな。まずは国民投票でも同意を得られそうなところから変えていくんやて。そうやって馴らしておいて、最後は第9条、ですかね。意図が丸見えで、腹芸のひとつもでけんのですね。
 というのも、先日BSで放送していた映画「金環蝕」を見ていて政財界の癒着やそこに暗躍するうさんくさい人々の姿と照らし合わせてしまうのですね。
 いや、国民にわからんように私腹を肥やしたり金で政治を動かしたりしてほしいというのではありませんよ。気がついたらとんでもないことになっていた、なんて嫌やからね。
 ただ、政治家の質というものが大きく変わったんやなあ、と感じただけのことであります。特に言葉の軽さという点で、総理もゼロサム市長も昔なら大物政治家に軽く一蹴されてしもうているんやないかなあと、「金環蝕」を見てて思うたのですね。宇野重吉の怪演が特に光る。あんなにうさんくさい人物を演じられる存在感のある役者、今はいてるかなあ。無表情な悪徳政治家を演じる仲代達矢もよろしいな。

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寅さんは半関西人? [映画]

 今日はしっかり午睡。寒くなったら冬眠するのが自然の摂理であるなあなどと思う。昼寝もしかり。衆院選で「昼寝の権利」や「冬眠制度の実施」を公約に掲げる候補がいてたら、党派かまわず投票するんやけれど。
 昨日の体験授業「なにわ学」では「大阪ことばあれこれ」と名付けた教材を使用。今年の9月ごろ朝日新聞に掲載された「勝手に関西遺産」の「すかたん」という記事をコピーしたものを資料としてつけたりした。
 その中で河合真美江さんという記者の方が「すかたん」の例として「フーテンの寅さんとかどう? 関西人じゃないけれど、いつも一生懸命で、だけど独り相撲で。しおれて帰ると、しゃあないなと笑って許される」と書いたはった。
 ん? と中学生たちに説明している時に思うた。
 寅さんは、半分関西人やないんかいな。「続・男はつらいよ」で寅さんが訪ねた実母はミヤコ蝶々さんやった。蝶々さんは映画でもちゃんと大阪弁でしゃべってはったぞ。ということは、寅さんには関西人の血が流れているということになる。純然たる江戸っ子というイメージがありがちな寅さんやけれど、ほんまは違うのです。
 もっとも、ミヤコ蝶々さんは東京生まれ(小伝馬町やそうです)ですけどね。映画の設定ではどうなんか知らんけれど、ややこしい話であります。
 まあとにかく寅さんがすかたんしても憎まれへんのは、関西人の血が流れているから……ということなんかなあ。

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アメリカ文化を知る映画 [映画]

 文化祭明けの生徒たちはなんとなくやる気もなさそうな感じ。特に1年生は初めての高校の文化祭で張り切ったのか、6時間目など注意散漫も甚だしい。こっちがテンションをあげてもなかなか乗ってくれんのだから。つくづく授業は生き物と再確認。
 同僚が緊急事態で帰宅することになり、外国文化に関する授業の自習課題を用意するのに困っていたので、私の手持ちの映画「フィールド・オブ・ドリームス」のDVDを渡す。この映画を見てアメリカ文化について知ったことをまとめなさい、みたいな課題を出すことにする。「どんなことがあっても、アメリカには野球があった」というようなことしかわからんかもしれんけれど、わかる生徒にはわかってもらえると信じたい。というか、手持ちのDVDで科目の内容に適したものが他になかったのよね。大阪がらみの邦画はいろいろ取り揃えているんやけれどねえ。
 帰宅後、日本シリーズを見る。完敗。相手はパ・リーグの優勝チームで、しかも優勝のキーマンとなった大隣が先発やから、嫌な予感はしていたんやけれど、的中したなあ。明日はドラゴンズから移籍の中田が先発。かつては苦手にしていたけれど、近年は打ち崩していた。明日はなんとなくいけそうな感じがするぞ。

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